中古品は商品状態によって売り上げが大きく変わってしまいます。特に年代物のレア商品の場合、状態が良ければeBayで予想を超える高値がつく場合もあります。
中古品はeBayに出品前の清掃メンテナンスが欠かせません。
今日は私が日々商品メンテナンスに使っている、清掃メンテナンス用品をご紹介します。
目次
清掃メンテナンス用品
この写真に載っているのは、家電製品・ゲーム関連・ブリキなど金属系おもちゃの清掃に使っているメンテナンス用品です。
カメラやレンズ、リールの場合は別のメンテナンス用品を使っています。
それでは、それぞれのメンテナンス用品の使い方などをご紹介します。
ウエットティッシュ(アルコール除菌タイプ)
商品の清掃の第一段階は、ウェットティッシュを使った汚れのふき取りです。簡単な汚れはこの工程でほとんど取れます。
水を使ったウエットテッシュは商品に浸み込んだり、拭いた後の乾きが遅いので、アルコールタイプのウエットティッシュを使うようにしてください。
イソプロピルアルコール
ウエットティッシュで取れないような汚れは、イソプロピルアルコールを使って清掃します。イソプロピルアルコールは薬局で普通に売っています。
使い方は、適量をティッシュにつけて使います。
こびり付いた汚れは、イソプロピルアルコールで湿らせてふき取ると綺麗に取れます。
シール跡の粘着物質の除去にも効果的です。
除光液
除光液は、イソプロピルアルコールでも取れない汚れや、油性ペンで書かれた文字を消す時に利用します。
しかし、除光液をつけすぎるとプラスチック部分が溶けてしまうので、除光液を使用する場合は注意してください。
除光液は100均にある安物でも構いません。
ピカール液
ピカール液は金属全般からプラスチックまで幅広く使える液状金属磨きです。金属部分がくすんだり、軽度のサビならピカール液で除去できます。
使い方は、適量を布やタオルにつけて使います。
ピカールは研磨剤が入っているので、こすり過ぎには注意してください。
紙ヤスリ(サンドペーパー)
紙ヤスリは滅多に使いません。私も過去に数度しか使っていません。
メンテナンスに使用するのは、400番の細目の紙ヤスリです。
紙ヤスリはサビ落としに使うのですが、ある程度サビを落としたらピカール液で磨いてください。
潤滑スプレー
この潤滑スプレーは、KURE 5-56と同様の製品で、可動部がある商品のメンテナンスに使用しています。
潤滑スプレーを使う場合、スプレーを直接商品に吹き付けると潤滑オイルがつき過ぎるので、めん棒に潤滑スプレーをつけて使います。
コンタクトスプレー(接点復活剤)
接点復活剤は、ゲームカセットの端子や、家電製品の入出力端子部分、おもちゃの電池接地端子に使用します。
古い機器や使い込まれた機器の場合、端子部分に汚れが溜まっていて接触不良の場合が多いですが、接点復活剤を使うと接触不良が改善されます。
接点復活剤も潤滑スプレーと同じように、めん棒につけて使います。
まとめ
私は、家電製品・ゲーム関連・ブリキなど金属系おもちゃの清掃だけで、上記のメンテナンス用品を使っていますが、実際によく使うのは、ウエットティッシュ、接点復活剤程度で、1商品あたりの清掃時間は3分以下です。
新品に比べ中古品は利益率が高いですが、出品前にメンテナンスを施すことで、さらに利益率を上げることが出来ます。
また、ヤフオクから仕入れる場合、商品の状態が悪い商品(メンテナンスの必要がある商品)は安く落札できます。
ヤフオクから安く仕入れて、清掃メンテナンスしてeBayで高値で売れたら、低回転で高利益を獲得できます。