昨日の記事でもご紹介したように、ホリデーシーズンはeBay輸出で一番の稼ぎ時です。
去年のホリデーシーズンは、モバイルからの購入が過去最大に多い傾向がありました。
そこで気になるのが、今年のホリデーシーズンにおけるネットショッピングの傾向です。
今日はアドビが毎年発表している、「2017年ホリデーシーズンにおけるネットショッピングの傾向予測」をご紹介します。
アドビは、ソフトウェア開発において世界最大規模の企業なので、調査結果や予測には信頼が持てます。
目次
予測1:米国オンライン売上高が史上初の1,000億ドルを突破
アドビの今回の調査では、今年のホリデーシーズンは、米国オンライン売上高が前年比13.8%増の1,074億ドルになると予測しています。
また調査の結果、消費者の31%が、昨年に比べ今年はより多くオンラインでの支出を予定していることがわかりました。
このデータから、今年は去年以上にeBay輸出の売り上げ増が期待できます。
予測2:バイヤーはセール時期を狙っている
アドビの調査によれば、バイヤーはホリデーシーズン中、大量の商品を低価格で購入します。
実際、アドビの分析では、測定された5つの商品カテゴリーのうち4つのカテゴリーで、売上の増加よりも数量の増加が高いことが分かります。
これは、バイヤーがセール商品を多数購入していることを示唆しています。
ということは、ホリデーシーズン中は、eBayストアのセール機能を使うと効果的なようです。
予測3:オンライン支出額の大半は大手小売業者へ
大手小売業者は、今年のホリデーシーズンのオンライン売上高の大半を得ることになるとアドビは予測しています。
eBayは世界最大のオークションサイトなので、eBayは大手小売業者に含まれると思います。
予測4:webサイトへの訪問の半数以上がモバイルデバイスから
今年のホリデーシーズンは、スマホとタブレットを合わせたアクセス数がパソコンのアクセス数を超えると予測されています。
また、eBay取引の55%はスマホで行われているというデータもあるので、ホリデーシーズンに限らず、eBay輸出で売上を伸ばすには、スマホからのアクセスに対応することが必要です。
予測5:スーパーマリオ オデッセイが人気
アドビは、ホリデーシーズンは Nintendo Switch のゲームソフト「スーパーマリオ オデッセイ」が人気になると予測しています。
「スーパーマリオ オデッセイ」は、移植・リメイク作を除くと15年ぶりとなる「箱庭マリオ」の3作目となっています。
また、日本でも品薄状態か続き、発売後初めてホリデーシーズンを迎えることになる「Nintendo Switch」は、SNS上で圧倒的な人気になっています。
ちなみに、家電製品ではイヤホン、VRデバイス、ホームアシスタントが、SNSで話題になっています。
この調査結果はeBayへ出品する商品リサーチの参考になると思います。