eBay輸出とAmazon輸出は転売系の副業としてよく比較されます。
eBay輸出・Amazon輸出どちらのビジネスも人気の副業で稼いでいる人が沢山います。
私はeBay輸出を始める前は、Amazon輸出をしていました。
eBay輸出とAmazon輸出の両方を経験した私の経験をもとに、両方の輸出ビジネスの違いをご紹介しようと思います。
目次
Amazon輸出
Amazon輸出のメリット
- 出品数や金額に制限が無い
- 出品がとても簡単
- ユーザーからの問い合わせが少ない
- FBA
いろいろなサイトや関連本で言われているとおり、Amazon輸出の最大の特徴はeBay輸出のような出品制限が無いところです。
いきなり最初から数千件の商品を出品することも、高額商品を出品することも可能です。
また、出品する商品の写真を撮影したり、商品スペックを調べて商品情報を書いたりする必要がありません。商品のASIN(Amazon Standard Identification Number)が分かれば簡単に出品できます。
ASINとは、アマゾンが採用している10桁の商品コードのことです。
ASINは世界中のアマゾンで共通なので、ASINが同じなら同じ商品ということになります。Amazon輸出の王道は、ASINをもとに日本Amazonと米国Amazonの価格差を利用したビジネスです。
また、AmazonにはFBAというeBayにないシステムがあります。
FBAとは、アマゾンが提供する販売業務効率化システムのことで、出品時に商品をアマゾンの倉庫に送ることで、商品の在庫管理、売れた後の梱包、発送を全てアマゾンが行ってくれるサービスです。
さらにFBAを利用すると、アマゾンの商品として販売してくれるので、売れ行きも上がります。
Amazon輸出のデメリット
- 価格競争になりやすい
- リピーターを確保しにくい
- 資金の回転に時間がかかる
アマゾンはASINを使って各国の価格差を簡単に調べられます。
ASINを元に価格差のある商品を自動的に抽出し、出品用のエクセルファイルを書き出してくれるシステムも多数存在しています。
このシステムの影響でAmazon輸出者の中で価格競争が起き、Amazon輸出は薄利多売になっています。
Amazonは、各出品者で差別化が難しいので購入者がリピーターになりにくく、eBayのように購入者のメールアドレスを取得することもできません。
また、Amazonからの売り上げの入金サイクルは2週間毎なので、無在庫販売を行う場合はある程度の運転資金が必要になります。
eBay輸出
eBay輸出のメリット
- オークション形式で出品できる
- 中古品を売りやすい
- 他の出品者と差別化しやすい
- リピーターが確保しやすい
- 資金の回転が早い
eBayとAmazonの最大の違いは、オークション形式で出品できることです。
レアな商品をオークション形式で出品した場合、予想を上回る高値がつくこともあります。
eBayで出品する際、写真を撮って商品ページを作成することになりますが、詳細な商品情報を書いたり、送料を無料にすることで他の出品者と差別化することができます。差別化してリピーターを獲得することは、売り上げ拡大に大きく貢献します。
また、eBayは入金サイクルがとても短いことも特徴です。
平日だったら翌日には銀行口座から出金できますので、資金繰りがとても楽です。
eBay輸出のデメリット
- 出品数や金額に制限がある
- 出品に手間がかかる
- ユーザーからの問い合わせが多い
eBayではAmazonのように、最初からいきなり大量出品はできません。
最初は「10品500ドル」の出品枠からスタートし、販売実績をつくって出品枠を拡げる(リミットアップ)するしかありません。この出品制限のせいでeBay輸出でいきなり大金を稼ぐことはできません。
eBayに出品するには各商品毎に商品ページを作成しないといけません。
商品写真を撮り、詳細な商品説明を書く手間が発生します。
また、商品ページの説明が不足すると、バイヤーから質問メッセージが届いたりします。
eBay輸出で出品数が増えてくると日々数通はメッセージが届くようになります。
まとめ
Amazon輸出のメリットはebay輸出のデメリット、逆にAmazon輸出のデメリットはebay輸出のメリットになりがちです。
私個人の意見としては、今のAmazon輸出は薄利多売なので、稼ぐには有在庫・無在庫問わず沢山の商品を出品する必要があります。しかし、eBay輸出は商品タイトルや商品ページを工夫することで他の出品者と差別化できまだまだ稼げます。