eBay輸出でどんなに効率良く作業を行っても、自分自身で出来る作業量には限界があります。
eBayの出品リミットが上がり、毎日コンスタントに売れ始め、ある程度稼げるようになってくると、ほとんどのセラーは業務の外注化を考えるようになります。
業務の外注化は、eBay輸出で大きくステップアップするためのポイントになります。
しかし外注化には大きなリスクもかくれています。
リスクの程度によっては、あなたのeBayアカウントが凍結してしまいます。
外注化のメリットはネットに沢山載っていますが、外注化のリスクについて情報が少ないので、今日は外注化のリスクについてご紹介します。
目次
eBay輸出の外注化とは
eBay輸出の外注化とは、今までご自身で行ってきた商品リサーチや出品作業、売れた後の梱包や発送を外部の人に委託することです。
外注化には様々なパターンがあります。商品リサーチの外注化、出品作業の外注化、梱包・発送作業の外注化など業務単位で外注化するパターンや、中には全ての業務を完全に外注化しているセラーもいます。
外注化すると、自分でこなす業務の負担が減り、稼げる金額も大きくなるといったメリットに目がいきがちですが、外注化にはリスクも存在します。
外注化のリスク
スタッフ定着リスク
外注スタッフはネット上での募集が主になります。
応募してくる人の大半はSOHOさんや、副収入を探している主婦の方です。
SOHOさんは自分の主業務の傍らeBay輸出の外注業務をこなし、主婦の方は家庭や子育ての空き時間を利用してeBay輸出の外注業務に取り組まれる方がほとんどです。
外注を雇う多くのセラーは、外注スタッフへの報酬は、1件リサーチや発送をしたら○○○円というように成果報酬制にしています。
成果報酬なので、当然作業を行わなければ報酬は発生しません。
SOHOさんの場合、自分の主業務が忙しくなってくると作業の質が下がったり、フェードアウトしていく方が出てきます。
また主婦の場合は、家庭の事情などの理由で依頼した作業のレスポンスが下がったり、突然辞められたりします。
成果報酬制ではなく月々固定価格制にしたら、スタッフ定着リスクは軽減できます。
外注費の固定価格制については、また別の記事で詳しくご紹介します。
リサーチ方法流出リスク
日々行うeBay輸出の商品リサーチを外注化したいセラーは多いと思います。
ノウハウや経験をもとに独自のリサーチマニュアルを作成し、
あまり知られていないことですが、今eBay輸出で稼いでいるセラーの中で、過去に商品リサーチの外注を請け負っていた方が結構いらっしゃいます。
ノウハウや経験をもとに作成した独自のリサーチマニュアルを外部に出すということは、あなたのライバルセラーを生み出す危険性を孕んでいることを忘れないでください。
eBay輸出において商品リサーチは、最重要ポイントです。商品リサーチまで外注化を考えている方は注意が必要です。
どうしても商品リーサーチを外注化する場合、海外の人に依頼するようにしてください。
海外の人なら日本製品を安く仕入れにくいので、例えリサーチマニュアルが流出しても、被害は最小限に抑えられます。
海外の外注化スタッフを雇うメリットと方法は、また別の記事で詳しくご紹介します。
商品コンディション低下リスク
これは有在庫販売で、出品や梱包・発送を外注化した場合に考えられるリスクです。
カメラ本体やレンズなど、商品によっては保存環境が商品コンディションに影響を与えます。
商品の管理まで外注化したい場合、保存環境に影響されにくい商品や、壊れにくい商品以外はご自身で管理されることをオススメします。
また、商品の管理を外注化した場合は手元に商品がないので、バイヤーから商品の形状や仕様を質問された場合、敏速に対応できる仕組み作りも大切です。
まとめ
私のように副業でeBay輸出に取り組む場合、外注化は大きく稼ぐための絶対条件になります。
しかし、外注化して他人に業務を任せるということは、必ずリスクが付いてきます。
リスクの程度によっては、あなたのeBayアカウントが凍結してしまう場合もあります。外注化する際は、メリットを考えると同時に、リスクも忘れないようにして下さい。