eBayで商品を売る為に一番大切な要素は商品画像です。
商品を落札してもらう為の最初の一歩は、あなたの出品した商品を見てもらうことです。
eBayでは、バイヤーは実際に商品を手に取って確認することが出来ないので商品画像から商品の状態を確認することになります。
eBayは世界中からアクセスされているので、中には英語が得意ではないバイヤーも多くいます。英語が苦手なバイヤーに商品の良さや状態を伝える為にも商品画像はとても重要です。
目次
商品撮影で重要なポイント
商品撮影で一番大切なことは、商品を魅力的に写すことです。
魅力的な商品写真は、バイヤーを商品ページに呼び込む為の重要な要素です。
① 照明について
商品撮影で照明はとても重要です。
自然光での撮影は避け、白色LEDライトを使うようにして下さい。
撮影には複数のLEDライトの使用をオススメします。商品の影を消すように複数のライトを当てます。
LEDライトの光は直接商品に当てるのではなく、商品との間に白い紙を挟むことにより、光が拡散し柔らかい光になります。
ネットでは照明付きの撮影用ブースを安く販売しています。
撮影ブースを使えば、商品の撮影がスムーズに行えます。
② 背景について
商品撮影では、無地の布や白い紙を背景にして撮影すると商品が惹き立ちます。
ただ、商品によっては、バイヤーに商品のリアルな使用イメージを持ってもらう為に背景を入れることも効果的です。
下のの商品画像は効果的な背景を入れた一例です。
写真に背景を入れる場合はバイヤーに誤解を与える表現にならないように気をつけて下さい。
③ 三脚を使って撮影する
手ぶれを防ぐ為に三脚は必ず使用して撮影して下さい。
またカメラは一眼レフをお持ちの場合は、マクロレンズを使用して下さい。
もし一眼レフをお持ちでない場合は、スマートフォンで撮影しても構いません。最近のスマートフォンは近くの物を撮る機能も優れていますし、高価なデジカメ並みの高画質で撮影できます。
そして、可能な限り高解像度で撮影してください。
④ どう撮影するか
洋服やジュエリーを出品したい場合は、商品を誰かに着てもらい写真を撮ってください。
ファッション関連商品を出品する場合は、商品単体の写真より、誰かに着てもらって撮影した方がバイヤーに商品のイメージや質感が伝わります。
もし着てもらうことが不可能な場合は、マネキンでも構いません。
eBayでは最大12枚まで写真を登録できます。
バイヤーに商品の細部まで伝わるように、なるべく多くの写真を登録してください。
⑤ 画像の修正
画像の修正やトリミングは Adobe Photoshop などの写真修正ソフトを使用します。
eBayでは大きさ1500ピクセルまでの写真を登録できます。
商品写真はバイヤーが見やすいよう、なるべく1,000〜1,500ピクセルの写真を登録してください。
撮影の段階でライトをしっかり当てていれば、写真1枚あたり数分で修正が完了します。
もし撮影した写真の色味がおかしければ、以下の調整してください。
コントラスト補正
コントラストが低いと黒が締まらず、ぼやけた写真になります。
コントラストを補正することにより、締まった色合いに修正できます。
カラー補正
撮影した写真の色味が実際の商品と違う場合はカラー補正を行います。
自動カラー補正を行う場合は、トリミングが終わった後に行った方がより正確に補正されます。
シャープ補正
商品の輪郭をハッキリさせたい場合はシャープ補正を行います。
まとめ
商品に傷がある場合は、隠さず撮影し公開しましょう。写真修正ソフトで傷を消すのは厳禁です。
傷を隠して商品を販売した場合、ネガティブフィードバックがつけられ評価に傷をつけてしまいます。
高額商品ほど、バイヤーは商品のコンディションを気にするので、eBayで高額商品を出品する場合は、沢山の写真を掲載するようにしてください。
綺麗な商品画像を登録していたら、それだけ商品ページへのアクセス数も増えます。
商品撮影には時間と労力を割く価値があるほど売上を左右する重要な要素です。