eBayにはヤフオクの「値下げ交渉」オプションと同じ機能の Best Offer があります。
eBay輸出で Best Offer を使うと、値切られて希望の値段で売れなくなると思っていませんか?実は、Best Offer の使い方によっては、通常の固定価格出品より利益を獲れます。
今日は、Best Offer を使って通常より稼いでしまうテクニックをご紹介します。
目次
Best Offerを使って稼ぐテクニックとは
Best Offer とは、バイヤーに値段交渉の機会を与えるオプション機能のことです。
例えば、100ドルで出品している商品に対して、バイヤーはセラーに対して90ドルなら買いたいと交渉できます。
Best Offer は、この価格以上は Offer を受ける、この価格以下は Offer を受けないと、Offer を受ける金額の限度額を設定できます。
Best Offer を使って稼ぐテクニックとは、出品価格を自分の売りたい価格よりも高めに設定し、その金額に対して Best Offer をつけるテクニックです。
具体的には、出品価格を本来売りたい価格の1.5〜2倍程度に設定し、Offer の限度額を本来の出品価格に設定します。
例:
出品価格100ドル → 150ドルで出品し、Offer の限度額を100ドルに設定
高めの固定価格で Best Offer をつけた場合のメリットを以下で説明します。
高めの固定価格でBest Offerをつけるメリット
バイヤーにお得感を感じでもらえる
150ドルで出品されている商品を Offer によって100ドルで買えた場合、バイヤーには50ドル得したように思われます。
同じ商品の100ドルで出品されている商品より、150ドルの商品の方が品質が良いとバイヤーに錯覚され、同じ100ドルで買うなら、バイヤーは150ドルで出品されている商品の方に魅力を感じます。
150ドルの商品で Offer を受けて100ドルで販売しても、もともと100ドルで利益の取れる商品なので利益は獲れますし、バイヤーからも Offer を受けたことを感謝されます。
高めの固定価格のまま落札される場合もある
Best Offer オプションをつけていても、値下げ交渉を一切せずに固定価格のまま落札してくれるバイヤーもいます。
高めの即決価格に Best Offer をつけているので、即決価格のまま落札されると、かなりの利益が獲れます。
バイヤー側は、Best Offer で値下げ交渉している間に他のバイヤーに落札されたくないという心理があるようです。
同じ商品の出品者がいない場合は、Best Offer をつけても高めの固定価格のまま落札されやすい傾向があります。
まとめ
Best Offer をつけて稼ぐテクニックはバイヤーの錯覚や心理を利用したテクニックです。
今日ご紹介した、高めの固定価格に Best Offer をつけて稼ぐテクニックに似た方法で、高めの固定価格で出品した後にeBayストアのSALE機能を使って稼ぐテクニックもあります。
Best Offer も SALE機能も値引きオプションですが、上手く使うことで通常より利益を獲れ、バイヤーからも感謝されるので、ぜひこのテクニックをあなたのeBay輸出戦略に加えてください。