eBayに出品する商品にどんなタイトルを付けるかでアクセス数が大きく変わってきます。
eBay輸出で商品を売るためには、まずその商品ページにアクセスしてもらう(見てもらう)ことが重要です。
商品ページにアクセスしてもらう為には商品画像も重要ですが、商品タイトルも同じくらい重要です。
ヤフオクではカテゴリーからジャンルを選択し、目的の商品を探すユーザーが多いですが、eBayでは莫大な数の商品が登録されているので、キーワードを直接入力して商品を検索するユーザーの割合の方が多くなっています。
今日は、eBayでアクセス数が増える商品タイトルを作る5つのポイントをご紹介します。
目次
アクセス数が増える商品タイトルを作る5つのポイント
ポイント①:メーカー名は必ずしも必要ではない
eBay輸出で取扱う商品ジャンルによっては、メーカー名は必ずしも必要ではありません。
カメラを例に出すと、Canon などメーカー名は必ず入れた方が良いですが、ゲームカセットの場合、CAPCOMなどゲームメーカーの会社名を入れる必要はありません。ゲームの場合、ハード名で検索するユーザーはいますが、メーカー名で商品を探すバイヤーはいないからです。
ポイント②:商品の固有名詞を入れる
当たり前のことですが、商品名がタイトルに入っていないと話しになりません。
商品名を入れる時に注意しないといけないポイントは、その商品の英語名を調べるということです。
日本と海外で違う商品名付けられていることは多々あり、特にゲームソフトで多く見られます。
例えば、Nintendo 64 のゲームソフト『マリオストーリー』は、欧米では『Paper Mario』、『バイオハザード』は『Resident Evil』という名前で発売されています。
このように日本と海外で違うタイトルで販売されている場合は、Advancedサーチでどちらが多く登録されているか調べるのではなく、どちらの名前も商品タイトルに入れます。
ポイント③:製造国を入れる
ご存知のように今でも Made In Japan は海外から高い評価を得ていますので、日本製というだけで大きな魅力になります。
ただ、ここで気をつけることは、日本から発送イコール日本製と思っている海外バイヤーが少なからずいるという事実です。
特にDAIWA や Shimano といったリールは世界中で製造されており、各リールによって日本製、台湾製、韓国製など様々な原産国があるので、タイトルに原産国を入れることで問い合わせを減らしたり、販売後のトラブルを未然に回避できます。
ポイント④:新品か中古か状態を入れる
商品情報の項目に ”Item condition” という新品か中古かを選択する項目がありますが、多くの海外ユーザーは、”Item condition” を読んでいません。
特にリージョンコードなど国によって制約がある商品を扱う場合は注意が必要です。
ポイント⑤:タイトルキーワードの並べ方
上記の①~④のポイントをどう並べて商品タイトルに設定するかはとても重要です。
まず最初の商品タイトルの先頭に来るのは、【メーカー名】です。
メーカー名はポイント①に記載したように、商品ジャンルによっては必須ではありません。
2番目に来るのは、【商品の固有名詞】です。
ここは、ポイント②で記載したように、海外で別名で販売されている場合は、日本名と海外名を併記して下さい。
3番目は、【商品状態】です。
新品なのか中古なのかを記載します。商品状態と合わせて商品ジャンルを入れれる場合は、ここに入力します。例えば中古リールの場合は、”Used Fishing Reel” と入力します。
そして最後に、【原産国】を入力します。
Daiwaの新品リールの場合、
Daiwa Sportline 4000 New Fishing Reel Made In Japan
のような感じです。
アクセス数が増える商品タイトルを作るポイントのまとめ
①~⑤のポイントは、私がeBay輸出をする中、いろいろ試し導き出した法則です。
eBayの商品タイトルには文字数制限があるので、商品によっては全ての要素を盛り込むことが困難な場合も出てきます。その場合は、優先順位の低い要素から外して下さい。
また、アクセスの少ない商品や売れ残った商品は、商品タイトルを変更することでアクセス数が増えたり、売れ行きが良くなる場合もあります。