eBayはヤフオクに比べ、落札後にお金を支払わないイタズラ入札がとても多く発生します。
しかし、バイヤーの未払いをそのままにしておくと、手数料だけがeBayに徴収されます。
今回は、未払いバイヤーへの対応方法ついてご紹介します。
目次
未払いバイヤーやイタズラ入札への対応方法
バイヤーが落札代金を支払ってくれない場合、未払いとしてeBayに申告し、落札手数料をeBayから返金してもらわないといけません。
eBayで未払いが起きた場合には、 Unpaid Item Case という機能を使います。
Unpaid Item Case を open にすることができる期間は決まっていますので、(商品販売後、2日~32日後まで)ケースを open にするタイミングには十分注意してください。
Unpaid Item Case を open する前に
バイヤーは、複数の商品の発送を1つにまとめ、送料を安くしたいために、あえて支払いを保留している可能性もあります。
Unpaid Item Case を open にする前に、未払いのバイヤーが、あなたの別の商品に入札していないか必ず確認してください。
また、Unpaid Item Case を open にする前に、バイヤーに対し再度インボイスを送信したり、メールで支払いの催促を行って下さい。
Unpaid Item Case を open する方法
Unpaid Item Case を open にするには、Sold の Action から、Open Unpaid Item Case をクリックします。
そして、The buyer has not paid for the item にチェックを入れて、Submit をクリックして下さい。これで Unpaid Item Case が open になります。
Unpaid Item Case が open になると、バイヤーに4日間の支払い猶予期間が与えられます。
もし猶予期間中に支払われなかった場合、この Case を手動で close する必要があります。
Unpaid Item Case を close する方法
支払い猶予期間中にバイヤーから支払いがあった場合、自動的に Case は close になります。
しかし、Unpaid Item Case を開き4日以上バイヤーから支払いが無い場合、その Case を手動で close する必要があります。
Unpaid Item Case を close にするには、Resolution Center にアクセスし、close にしたい取引の Take action から Receive fee credit をクリックします。
次のページで、Have you received payment from the buyer? の質問に No を選択し Close case をクリックします。
Unpaid Item Case の close が完了すると以下のように表示されます。
再出品する場合は、Relist this item から再出品処理を行って下さい。
Unpaid Item Case を close にすると、落札手数料がeBayから返金されます。
なお、バイヤーから支払いが無いまま Case を close にした場合、バイヤーはあなたに Feedback を入れることが出来ないので、バイヤーから報復で Negative Feedback を入れられることはありません。
未払いバイヤーへの対応方法のまとめ
eBayはユーザー数も多いので、イタズラ入札や未払いを行うバイヤーも中には存在します。
最初の頃はイライラするかもしれませんが、eBay輸出を続けているとどうしても遭遇してしまうので、eBayはそういうものだと割り切り、事務的に対応していきましょう。
また、eBayには Unpaid Item Assistant といった、セラーが設定した支払い期限を過ぎてもバイヤーからの入金が無いと、eBayが自動的に Case を open する方法もあります。
Unpaid Item Assistant の設定方法は下記の記事でご紹介しています。