eBayには様々な商品が出品されていますが、どんな商品でもeBayに出品して良いわけではありません。
eBayには出品を禁止されている商品が沢山あります。
もし誤って出品禁止品をeBayに出品してしまうと、最悪の場合eBayアカウントを凍結されてしまう場合があります。
eBayアカウントが凍結されてしまうとeBay輸出で稼ぐことが出来なくなります。
今日はeBay輸出初心者やこれからeBay輸出を始める方を対象に、eBayの出品禁止品について書いていこうと思います。
目次
もし出品禁止品を出品するとどうなるか
もし、出品禁止品に該当する商品を出品した場合、出品を取り消されたり、eBayアカウントに制限がかけられたり、アカウントが凍結される可能性もあります。
eBay輸出を続けるうえで最大の脅威はアカウントの凍結です。
アカウントが凍結されてしまうとeBayに商品を出品することはもちろん、取引中のバイヤーとコンタクトを取ることもできなくなり、事実上eBay輸出で稼ぐことが不可能になります。
また、日本からの輸出が禁止されている物を輸出した場合、関税法等で処罰されることとなるので注意が必要です。
出品禁止品リスト
下記がeBayの出品禁止リストです。
商品を出品する前に、商品が下記のリストに含まれていないか確認してください。
- アダルト商品(アダルト商品の出品は、こちらの記事で詳しくご紹介しています)
- アルコール(事前承認されたアルコールは出品可能。ビール/ワイン製造キット・空のアルコールボトルと容器などは出品可能)
- 生き物、動物の標本等
- 芸術作品の無断複製品、本物と証明できない商品
- 遺跡および墓関連のアイテム
- 触媒コンバーター
- 携帯電話の契約
- 募金を募るような出品
- 使用済みの衣類(綺麗にクリーニングされた商品は出品可能)
- 契約を伴う出品
- 使用済みの化粧品
- 偽造通貨・切手
- クレジットカード
- 硬貨・紙幣
- 薬品または薬品に近い商品
- 麻薬・麻薬グッズ
- 電子機器(ケーブルテレビデイスクランブラー・レーダースキャナー・交通信号コントロール装置など)
- 盗聴器
- 輸出禁止品
- イベントチケット
- 銃器・武器・唐辛子スプレー・スタンガンなど(刀、ケース、関連書籍は販売可能)
- 食品(病気の治療を目的とした商品・殺菌されていない乳製品・殺菌されていない果物または野菜ジュース・野生キノコ・アクキ果実(種子を含む)・FDAによってリコールされる食品アイテム・期限切れの食品など)
- ギフトカード
- 政府関係の書類・ID・ライセンス
- 政府・交通機関・郵便関連商品(飛行機のマニュアル・制服・郵便袋など)
- 危険物(バッテリー・花火・フロンガスなど)
- 遺体や人体の一部
- 輸入禁止商品(特定の国のみで配布が認められている商品など)
- 違法行為を誘発する商品(麻薬の製造方法を記載した電子書籍など)
- ピッキング用品
- 宝くじ
- 個人情報
- クーポン(月額100ドルまで。または、有効期限が切れていないクーポン25枚を販売することはできます。)
- 医療機器(コンタクトレンズ・ペースメーカー・手術器具など)
- 軍関連商品
- マルチ商法関連商品
- 人種差別・ナチス関連商品など
- 農薬(殺虫剤)
- 植物・種子
- 警察関連商品
- 政治的な記念品(復元品)
- 郵便料金別納証印刷機
- 処方箋
- 違法、性的、またはユーザー契約に違反するサービスの販売
- 不動産
- リコールされた商品
- スロットマシン
- 株などの有価証券
- 盗難品
- 監視装置
- タバコ
- 旅行(ツアーなど)
上記の商品にはそれぞれ細かい規定があります。詳しくはこちらのページをご覧ください。
VeROに登録されたメーカーの商品
出品禁止品以外にも、知的財産保護プログラム(VeRO)に登録されているメーカーの商品をeBayに出品することも禁止されています。
今まで扱ったことがないメーカーの商品を出品する時は、出品前に必ず「VeRO」のリストを参照して、登録されていないかチェックするようにしましょう。
VeROプログラムについては別の記事で詳しくご紹介します。
まとめ
eBay輸出で安全に稼ぐには、eBayの出品禁止品について知ることが必要です。
もし、誤って出品禁止品を出品してしまうと、どんなに優良セラーであってもeBayアカウントを凍結されてしまう可能性があります。
出品禁止品をすべて覚えるのは難しいので、新しいカテゴリの商品を出品する前には必ずチェックする習慣をつけましょう。