以前の記事でツインファミコンのeBay輸出についてご紹介しましたが、eBay輸出で利益が取れる据え置き型ゲーム機はまだまだ存在します。
今日はマイナーゲーム機だけどeBayで落札率が高く、なおかつライバルも少ない穴場商品、3DOのeBay輸出についてご紹介をします。
目次
3DOとは
3DO(スリーディーオー)は、正式名称「3DO REAL」と言い、1994年にPanasonic(当時の松下電器産業)より発売された家庭用の据え置き型ゲーム機です。
当時、3DOは純粋なゲーム機としてではなく、インタラクティブ・マルチプレイヤーという情報家電として販売されました。
また、3DOは販売価格が高額(54,800円)だったことや、翌年に発売されたプレイステーションとセガサターンが爆発的に売れた影響で一瞬で衰退し、3DOのゲームソフトは1994年から1996年のたった3年間しか発売されませんでした。
3DOは販売価格の高額さ、サードパーティの支持の少なさ、ゲームソフトの少なさ、プレイステーションやセガサターンといった競合機の爆発的普及などの要因が重なり、販売台数を伸ばせなかったので、知る人ぞ知るマイナーゲーム機になってしまいました。
3DOには3つの種類がある
短命だった3DOにも複数のモデルが存在します。写真の左側から、
- 3DO REAL(FZ-1):初代モデル
- 3DO REAL II(FZ-10):トップローディング形式のドライブ
- 3DO TRY(IMP-21J):SANYO版3DO
eBayで販売されている3DOの多くはFZ-1とFZ-10です。
FZ-1とFZ-10の落札価格はほぼ同じです。
TRYは時々ヤフオクで出品されますが、流通量が少ないのでeBayで高値で落札されています。
eBayで取引されている3DOの価格
eBayで実際に取引されている3DOがいくらで売れているかご紹介します。
この3DOは日本円で14,433円で落札されています。
この3DOと同等のものをヤフオクの落札相場で調べてみると、
5,080円で仕入れ可能でした。
その差額は、9,353円です。
もし外箱がついていたら、eBayで20,000円以上で売れる可能性が高いので、3DOをeBayに出品する場合は外箱付きを仕入れることをオススメします。
ちなみに、動作しない3DO(ジャンク・不動品)や本体のみであってもeBayでは売れていますが、ゲームパッドやケーブル類、箱などが付属している方がより高値で落札される傾向があります。
最後に
3DOのeBay輸出の特徴は、マイナーなゲーム機のためライバルが少なく、落札率も高いということです。
3DOはゲーム機のeBay輸出の中でも特にオススメです。
Advancedサーチで3DOを検索し、Completed listings で落札率を見てみると、出品数に対して多くの3DOが落札されていることが分かります。
3DO以外にもeBay輸出で儲かる中古ゲーム機はまだまだ沢山ありますので、今後も当サイトでご紹介して行きます。